居酒屋に入る目的はもちろんお酒を飲むことで、ほとんどの人が賑やかな光景をイメージする場所です。週末のお座敷ともなれば、学生サークルの宴や会社の飲み会といった団体でガヤガヤしており、テーブル席には同性同士で語り合うひとときや、デート中の恋人たちの姿も見受けられます。そんなお酒が主体の居酒屋ですが、来店の目的を、お酒を飲むことより、つまみを食べることに重きをおいている人がいます。特に独身で1人暮らしの男性にとって提供される居酒屋メニューは、なんとなく家庭料理のイメージとかぶります。

ぬか漬けにはじまり、出汁巻き玉子やお野菜の煮びたし、肉じゃがといった煮込み系も忘れません。このようにほんの一例をあげただけでも、独身男性が帰宅後にわざわざ自炊するとは思えないものです。かといって、毎日コンビニのお惣菜ではどこかあじけなく、ファミレスでは満たされない。そうして、家庭的な雰囲気の料理を身体が欲してきた際に、足が自然と居酒屋に向かって歩き出すのです。

もちろん居酒屋なので、飲むことが好きな人はお酒を楽しみながら料理にも酔いしれることができます。そのような活用法は、独身男性に限らず、既婚者で単身赴任中の男性などにも多くみられます。現実的に座っているのはお店のカウンターでありながらも、自宅の居間で奥さんの手作りつまみを口に運びながら晩酌している気分にひたっている人もいれば、まだ見ぬ未来のお嫁さんの手作り料理を頭の片隅に描きながらひとときをすごす独身男性もいるのです。

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