エコカラットの基礎知識

住宅の内装、特に内壁についてはできるだけこだわりたいところですが、従来は壁に壁紙を貼ることぐらいしか方法がありませんでした。ですが、最近はエコカラットという内壁材が広まってきており、実際に内装に利用している家庭も少なくありません。エコカラットと壁紙の違いは、壁紙の場合平べったい平面ですが、エコカラットは立体的な点です。レンガやタイルのようなものと考えておけば間違いありません(ただし、素材は多孔質セラミックスが素材です)。

エコカラットは何も見た目が良いと言うだけでなく、その種類もかなり豊富にあるのが特徴です。さらに、防臭機能・調湿機能・シックハウス症候群の防止機能などがあります。この中で調湿機能についてはある程度湿度を吸い取ることを意味します。この点、除湿機能に期待をする人もいますが、除湿機能はあまり期待できません。

何故ならそもそも壁に貼るものですので厚みは5ミリ程度しかありませんし、その5ミリで吸収できる湿度はそれほどたいしたものではないことは容易に想像ができるはずです。シックハウス症候群の防止機能であるホルムアルデヒド対策というものは、簡単に言うならばシックハウス症候群の原因物質を除去できる機能があるのです。この中で一番エコカラットが力を入れているのは見た目の美しさです。つまり、防臭機能・調湿機能・シックハウス症候群の防止機能についてはあくまでおまけというとこで、まずはデザイン重視、それ以外にも3つの機能が付いていますということです。

Epifanio
生活/暮らし防寒

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