
フロアコーティングの種類
掃除が苦手、自分でワックスがけするなんてめんどくさい、でもやっぱり綺麗な家に住みたいと思うのはみんな同じ。そこで、資金的に余裕があれば一度は検討してもらいたいのがフロアコーティングです。新居を買ったり、リフォームしたり、お子さんが生まれてこれから先お部屋が汚れる機会が増えるかもしれないご家庭なら特に。フロアコーティングにはいくつか種類があり、それぞれに特徴があります。
見た目は勿論、耐用年数にも違いがありますので検討する際にはよく比較してみるべきでしょう。最も安価で比較的気軽に試せるのがアクリル系のフロアコーティング。これが一般的にワックスと呼ばれているもので、1時間程ですぐに乾くし剥離作業も簡単。故に塗り直しも手軽にできます。
ただその分硬度はあまり強くなくて洗剤や水にすら溶けてしまう可能性があるので小まめに塗り直しが必要です。最悪日常的に使用するスリッパの摩擦ですら剝げてしまうのでどうせ施行するなら以下のどれかがお勧めでしょう。ウレタン、ガラス、シリコン、UVコーティング。これら4種の内UV以外のフロアコーティングは大体2、3日で乾きます。
水溶性のウレタンは施行中の臭いも控えめで摩擦に強く価格的にもそこまで高額ではありません。ですがその分薬品にやや弱く、コーティングに使用する液が安全基準をクリアしていない場合もあるので施行前によく調べてみなければいけません。マットな光沢を求めるならウレタンよりも少しコストは高くなりますが硬度も強く安全性も高いガラスコーティングやシリコンコーティングの方が良いでしょう。上記2種の耐用年数は大体10年前後と持続力があるのも魅力的かと。
最後に、資金的にかなり余裕があるのなら耐用年数20年以上で乾くのも一瞬なのに塗り直しも可能というUVコーティングが良いでしょう。先に記載したどの種よりも硬度が強くて安全性も高くお子さんやペットが居ても安心です。